求人サイトの構築・運営で収益を上げるには?

求人サイトは企業の求人・採用を支援するとともに求職者の就職・転職を支援するサイトであり、企業と求職者を結びつけるマッチングサイトとも言えます。

また、求人サイトは利用者の幅も広く、ブログのように自分で更新しなくても求人企業や求職者の登録など他者が更新してくれるので更新の手間がかからず、軌道に乗せれば収益を上げやすいサイトと言えます。

求人サイトにはいろいろなタイプがありますが、基本は企業が求人情報を掲載し、求職者がそれを閲覧したり、応募したりできるような機能がある事です。

最近では基本的な機能の他に、企業側にも求職者側にも便利で使いやすいさまざまな機能を備えている求人サイトも多くなり、採用が決まりやすくなるような工夫がされています。

便利で使いやすいサイトや効果の見込めるサイトは利用者も増え、リピーターも多くなるためアクセスも増え、収益上げやすくなります。

求人サイトはどうやって収益を上げるのか

求人サイトで収益を上げるにはいくつかの方法があります。

求人広告掲載時に課金する掲載課金、成果が出た場合のみ課金する成果課金(応募課金、採用課金、スカウト課金など)、アフィリエイト広告などによる収入(無料掲載)などが求人サイトで収益を上げる主な方法です。

ここでは代表的な方法を、求人サイトのタイプ別にご紹介したいと思います。

掲載課金の求人サイト

掲載課金型の求人サイトはその名のとおり、求人情報の広告を掲載したい企業やお店などから掲載料をもらうタイプの求人サイトです。

従来からある求人サイトの課金方法で、求人誌に掲載する場合と同じやり方です。紙媒体がWEBサイトになっただけです。

掲載期間や掲載位置、求人広告のサイズによって料金が変わるのが一般的です。

掲載課金のメリット

求人広告を掲載してもらう事で収益を得られるので、掲載数に比例して収益が上がり、登録企業が増えれば安定的に収益を確保することも可能です。

また、掲載時に課金する為、料金を徴収できないというトラブルも起こりにくいです。

掲載課金のデメリット

採用できるかどうかわからないのに料金がかかってしまうため、中小零細企業などの採用にかける予算が少ないところに対してはハードルが高くなってしまいます

また、掲載課金の場合、ネームバリューや信頼性のある企業による運営でない限り、スタートしたばかりの求人サイトはなかなか掲載してもらえませんので、少なくとも軌道に乗るまでは営業によるアプローチや宣伝・拡散などのアピールが必要となります。

さらに、掲載するだけの価値があると思わせるような機能(操作性や求職者へのコンタクト、求人広告の見た目、応募状況などの統計等々)は最低限備えておく必要がありますので、その分サイトの作成にコストがかかると思われます。

応募課金の求人サイト

応募課金型の求人サイトは、企業などが掲載した求人広告に対して応募があった場合、その応募数に応じて課金されるタイプの求人サイトです。

応募時ではなく、その応募者の情報(登録してある履歴書や職務経歴書など)を閲覧する際に課金するタイプもあります。

いわゆる成果課金型の求人サイトで、求人広告の掲載自体は無料の場合が多く、その場合は無料求人サイトの一種とみなされます。

掲載課金や採用課金などと併用したり、オプションとして設けておくことも可能です。

また最近では、採用率を上げる為、採用(入社)お祝い金などのオプションを採用している求人サイトも多くなっています。

応募課金のメリット

掲載が無料の場合、求人広告を掲載する側のハードルは低く、比較的採用の予算が少ない中小零細企業など多くの掲載が期待できます。

応募に対しての課金の為、採用したのに申告しないなどの企業側のごまかしによる料金の徴収トラブルもありません

応募課金のデメリット

応募が多いのに採用になかなか至らなかった場合、企業側にとってコストパフォーマンスの悪いサービスになってしまい、掲載をやめてしまう可能性があります。そうならない為に採用率を上げる工夫が必要になってきます。

採用課金の求人サイト

採用課金型の求人サイトは、企業などが掲載した求人広告に応募した求職者が、最終的に採用となった場合に料金が発生するタイプの求人サイトです。

いわゆる成果課金型の求人サイトで、求人広告の掲載自体は無料の場合が多く、その場合は無料求人サイトの一種とみなされます。

掲載課金やスカウト課金などと併用したり、オプションとして設けておくことも可能です。

また最近では、採用率を上げる為、採用(入社)お祝い金などのオプションを採用している求人サイトも多くなっています。

採用課金のメリット

掲載が無料の場合、実際に採用に至るまで費用が発生しない為、企業などにとって比較的利用しやすいタイプの求人サイトで、多くの掲載を期待できます

採用課金のデメリット

採用に至らないと課金できないので、採用率を上げる工夫が必要になります。

また、求職者が応募した企業に採用になったにもかかわらずサイト運営側に報告しなかった場合、採用されたのかどうかわからないので、課金できなくなってしまいます。これを防ぐには、採用お祝い金などを設けるなど、採用された事を報告するメリットを付加する必要があります。

スカウト課金の求人サイト

スカウト課金の求人サイトは、企業側の企業情報や求人広告だけでなく、求職者の履歴書や職務経歴書、希望職種、希望条件などの情報が登録でき、その情報を見て企業側から求職者に対してスカウトのメッセージを送る事ができる機能があるサイトにおいて、そのスカウト機能を使う際に課金するタイプの求人サイトです。

いわゆる成果課金型の求人サイトで、求人広告の掲載自体は無料の場合が多く、その場合は無料求人サイトの一種とみなされます。

掲載課金や応募課金、採用課金などと併用したり、あるいはオプションとして設けておくことも可能です。

また最近では、採用率を上げる為、採用(入社)お祝い金などのオプションを採用している求人サイトも多くなっています。

スカウト課金のメリット

求人広告を掲載している企業側は、あらかじめ求職者の情報を確認し、条件に合った人材のみにアプローチできるため、採用活動における無駄が少なく、応募は多いが見合った人材をなかなか採用できない企業や、掲載しているだけではなかなか応募がこない企業からの需要が見込める。

スカウト課金のデメリット

求人広告の掲載だけでなく、求職者の情報を登録する機能、スカウトメッセージを送る機能など、必要な機能も多くなり、サイト作成にコストがかかります

また、登録している人材が少ない場合や、いい人材の登録が少ない場合はなかなかスカウト機能が使われないので、いい人材を集める事にも注力しないと収益が上がりません

完全無料(広告収入)の求人サイト

完全無料の求人サイトは、掲載も無料で成果報酬も無く、広告によって収益を上げるタイプの求人サイトです。

完全無料(広告収入)のメリット

求人広告を掲載する企業側にとって、コストフリーのため、採用に予算をかけたくない企業などにとってもハードルが低く、多くの掲載が見込めます

また、スカウト機能やその他の便利機能などのない、シンプルな登録・掲載機能だけでも運営できるため、サイト作成コストを低く抑えることができます

さらに、企業側とのお金のやりとりもない為、手間もかからず費用の徴収トラブルもないので、運営コストも低く抑えることができます。

完全無料(広告収入)のデメリット

そもそもアクセスが少ないと収益を上げられないので、検索エンジンで上位表示させるためのSEO対策や、SNSでの宣伝等は必要になります。

最近では、大手も完全無料の求人サイトを展開するなど、競争相手も多く、それなりの収益を上げる為には、機能面も充実させるなどサイトコストもある程度かける必要もあるでしょう。

どのタイプの求人サイトを作ればよいのか

もし、求人サイトの運営に充てる資金や人材、そしてノウハウが十分にあるのであれば課金型の求人サイトを選択しても良いと思います。

しかし、サイトの作成や運営に資金や人材をあまり充てられない場合や、これから初めて求人サイトを作って運営しようとしている場合は、完全無料の求人サイトをお勧めします

課金型の求人サイトは、求人企業から料金をもらうのですから当然機能も充実し、採用率も上げるなどの工夫をして、お金をかけるだけのメリットを感じさせなければ利用してもらえませんし、またその事をアピールするために営業したり、宣伝したりする労力も必要です。

まずはあまりコストをかけずにスタートできる完全無料の求人サイトではじめ、ある程度成果が出せるようになったら機能を追加したり課金方法を変えたりして収益アップを考えても良いでしょう。

また、完全無料求人サイトをローコストで開始した場合、失敗した時の痛手も少なく、広告掲載料ももらっていないので撤退もしやすいのです。